ベトナム語の学習で大切なのは「母音」「子音」「声調」の3要素です。他の言語に比べて,ベトナム語は文法が非常に単純です。一方,発音が非常に難しいとされていて日本人にとって最も習得が難しい言語の1つとされています。多くのサイトや書籍では
というコンセプトでやられていますが,正直に言って絶対に無理です。なぜか。ベトナム語には,同じ a でも18種類の a があるんです。
これをひとくくりに「ア」と書いてしまえば,現地で通用するベトナム語を話すことはできないでしょう。しかし。だからといって多くの発音を覚えるのは気が進みませんよね。そこで,当サイトでは「カタカナよりも正確で」かつ「楽しく学習できるような」ベトナム語の学習方法を提案していこうと思います。
なお,この記事では初学者の理解を優先するため正確性に欠ける点があります。より正確なベトナム語の学習をしたい方は以下の参考書をご覧ください。
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「母音」をマスターしよう!
ベトナム語は文法が単純である一方で,発音が非常に難しい言語として有名です。フランス統治時代の影響から,今でもアルファベットを用いるベトナム語ですが,英語と同じ「ノリ」で発音しては全く通じません。同じ母音「a」でもたくさんの種類があるのです。以下の記事では,ベトナム語の母音について音声を利用しながら発音をまとめています。
「子音」をマスターしよう!
ベトナム語の子音には27個の語頭子音と8個の語末子音があります。語頭子音というのは母音の前につく子音で,語末子音というのは母音の後につく子音です。以下の記事では,これらの子音について,覚えるべきポイントをとり上げながら音声付きで解説しています。
「声調」をマスターしよう!
中国語と同じようにベトナム語には声調があります。日本人には馴染みのない声調ですが,ベトナム語では必須の知識になります。ベトナムへ行く予定があるのであれば,ぜひ知っておいてほしい知識になります。なぜそんなに声調が大切か。1つだけ例を見てほしいです。多くの日本人はベトナム語のこんにちはを「シンチャオ」と覚えます。しかし,声調を理解していないと大変なことが起こります。以下の記事では,キャッチ―さを意識しながらベトナム語の声調について音声付きで解説しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
現地の人と意思疎通を図ることは旅行の醍醐味の1つです。そのためには,旅行先(留学先)の言語に対する理解が必要です。やはり。日本人学習者はカタカナで覚えてしまいがちです。カタカナで覚えた方が楽ですもんね。ですが,脳から汁が出るようなコミュニケーションの面白さを体感するためには,カタカナよりも深いローカル言語の理解が必要です。
いかんせん言語学習は時間がかかりますしかなりの労力が必要です。挫折してしまう人が多いのが現状ではないでしょうか。ですので,この記事をうまく活用していただいて旅行先(留学先)でディープなコミュニケーションを楽しんでいただければと思います。