ベトナム

【音声あり】ベトナム語の声調を初心者向けに分かりやすく解説!

ベトナム語では普通のアルファベットが変な記号を付けて使われているよね?
ベトナム人は抑揚をつけて話すよなあ

 

中国語と同じようにベトナム語には声調があります。日本人には馴染みのない声調ですが,ベトナム語では必須の知識になります。ベトナムへ行く予定があるのであれば,ぜひ知っておいてほしい知識になります。なぜそんなに声調が大切か。1つだけ例を見てほしいです。多くの日本人はベトナム語のこんにちはを「シンチャオ」と覚えます。しかし,声調を理解していないとこのようなことが起こるのです。

 

xin chào(こんにちは)
xin chao!!(揺れてください!!)

 

意味不明ですよね…?気付きましたか?「xin chào」「xin chao」でchaoの部分の声調が異なるのです。こんにちは,と言いたいところで「xin chao」と声調を間違えるだけで「揺れてください」になってしまうんです。ベトナム人は基本的に外国人の話すちぐはぐなベトナム語に寛容ではありません。ですから,声調を間違えて発音をすると怪訝な顔をされるでしょう。このような理由から,ベトナム旅行では「声調」の理解が必須になります。

 

え。でも声調なんて覚えられないよ。

 

というあなたへ。この記事では,声調に関して「カタカナよりは正確で」「実際に通用するレベル」になるまで徹底解説していきます。

 

★この記事の流れ★

[STEP1]名前をつける
[STEP2]実際に聞く
[STEP3]グラフのデフォルメ
[STEP4]分類
[STEP5]喉を詰まらせる声調

 

声調とは

そもそも声調とは何なのでしょうか。声調とは,声の調子のことを指します。調子というのは「高さ」「長さ」「大きさ」…などを含みます。しかし,ベトナム語初学者や旅行目的であれば「音の高低」だけに注目して声調を理解すれば十分です。

 

ベトナム語の声調

ベトナム語の声調は以下のように6種類あります。

ベトナム語の声調
なんじゃこれ?!

 

となりますよね。大丈夫です。落ち着いてください。この図を一気に覚えようとするから難しく感じてしまうのです。この記事では,6種類の声調をグループ化して覚えていきます。早速分類を始めていきましょう。

 

[STEP1]声調に名前を付けよう

説明の都合上,6種類の声調に名前を付けることにします。本来であればそれぞれには名前がついていて

1.thanh ngang(MA)
2.thanh sắc(MÁ)
3.thanh ngã(MÃ)
4.thanh huyền(MÀ)
5.thanh hỏi(MẢ)
6.thanh nặng(MẠ)

となっています。

 

なんじゃこれ?!

 

またまたこうなりますよね。ですから,この記事では以下のように名前を付けることにします。

1.お経口調(MA)
2.ヤンキー口調(MÁ)
3.スキップ口調(MÃ)
4.やる気ねえ口調(MÀ)
5.がっかり口調(MẢ)
6.ストップ口調(MẠ)

少しでも覚えやすいようにキャッチ―さを重視しました。正確性を求めたい方はコチラの本で勉強されることをおすすめします。繰り返しますが,この記事では「カタカナよりは正確で」「実際に通用するレベル」のベトナム語習得を目指します。

 

[STEP2]実際に聞いてみよう

6つの声調の特徴を把握したところで実際に音を聞いてみましょう。

 

1.お経口調(MA)


 

2.ヤンキー口調(MÁ)

 

3.スキップ口調(MÃ)

 

4.やる気ねえ口調(MÀ)

 

5.がっかり口調(MẢ)

 

6.ストップ口調(MẠ)

 

いかがですか。冒頭のグラフと名前が一致しましたか?

 

[STEP3]グラフをデフォルメしてみよう

今までは一般的な声調のグラフを用いていましたが,ここからは声調を強調するような形でグラフを描いてみます。

デフォルメした声調のグラフ

「1.お経口調(MA)」は音程が高くなりました。「2.ヤンキー口調(MÁ)」は曲線になりました。「3.スキップ口調(MÃ)」は途中で音が消えています。「4.やる気ねえ口調(MÀ)」「5.がっかり口調(MẢ)」「6.ストップ口調(MẠ)」は変化なしです。

 

[STEP4]分類をしよう

残りは2STEPになります。まずは,6つの声調を「高いグループ」「低いグループ」に分けて考えましょう。

さらに2つにグループ分け

こうすることで,初学者がつまづきやすい「3.スキップ口調(MÃ)」「5.がっかり口調(MẢ)」の違いをはっきりさせることができます。

 

[STEP5]喉を詰まらせる声調を確認しよう

最後のは喉を詰まらせる声調の確認です。

最難関の喉を詰まらせる発音

グラフで黄色く囲まれている場所が喉を詰まらせる箇所になります。「3.スキップ口調(MÃ)」「6.ストップ口調(MẠ)」は喉を詰まらせることにより音を止めるような発音をします。

 

3.スキップ口調(MÃ)

 

6.ストップ口調(MẠ)

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。まとめると

[STEP1]名前をつける
[STEP2]実際に聞く
[STEP3]グラフのデフォルメ
[STEP4]分類
[STEP5]喉を詰まらせる声調

となります。多少不正確な部分はあると思いますが,一番大切なのは「楽しく」学習して「楽しく」使ってみるということではないでしょうか。キャッチ―に覚えていくということも時には必要になると思います。この記事が皆さんがベトナム旅行を楽しむための一助となれば幸いです。

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