こんにちは。zuka(@beginaid)です。
グダグダ言わずに,まずは結論からお話しします。
【午前問題】
1.参考書を「1周」する
2.応用情報技術者試験ドットコムで過去問を回しまくる
→ 過去5年分でOK
→ 分からない問題は「参考書」か「ググる」
3.試験1週間前から間違えた問題はメモしておく
【午後問題】
4.応用情報技術者試験ドットコムで過去問を回すだけ
→ 「情報セキュリティ」「ネットワーク」は入念に
以下では,退屈ですが応用情報の基本的な概要をお伝えした後に,具体的な対策方法について述べていきます。
概要
応用情報技術者試験(AP)は,情報系の資格試験で最もベーシックで有名なテストの1つです。IT系に関わる勉強や仕事をしている人であれば,取得することは必須と言っても過言ではない国家資格です。しかし,APの合格率は20~25%と意外に狭き門となっています。
というのも,試験の範囲が膨大で何から手を付けてよいのか分からないという人が多く,途中で挫折してしまってそのまま試験に突撃するという人も多いのだと思います。そこで,この記事では応用情報技術者試験に「最短ルート」で合格するためにおすすめの勉強法と対策方法をお伝えしていこうと思います。
応用情報技術者試験
応用情報技術者試験(以下AP)は,年2回(春と秋)開催されるIT分野に関する国家資格試験の1つです。平成30年度の受験生は10万人を超え,近年では非常に人気の資格試験になっています。APは情報処理技術者試験の中の1つで,基本的な知識を問われる試験として位置づけられています。
概要
FEと同じように,APでは午前問題と午後問題が出題されます。午前問題は,全80小問のマーク式4択問題です。午後問題は,全11大問中5問選択のマーク式技能問題です。実際に過去問を見てみると分かりやすいですね。
基本情報との違いは,記述問題が多く出題されることです。15字程度の単語系の記述から,40字程度の理由考察系の記述まで,幅広い内容を問われます。噂によると,記述の採点は相当甘いらしいので,キーワードを意識して最低限の日本語として伝わるように記述しましょう。
【試験の概要】
●午前:全80小問/マーク式/4択問題/150分
●午後:7問選択/マーク式+記述式/長文/150分
※「情報セキュリティは必須選択」
午前問題の例
午後問題の例
傾向と対策
大前提として,情報系の知識があまりない状態の方々を想定してお話を進めていきます。大学やお仕事でIT系の知識をすでにお持ちの方は,そこまで必死こいて勉強する必要はないかもしれません。過去問演習だけで十分とも思います。
最初に,試験範囲を確認しておきましょう。公式HPにも記載がある通り,午前問題と午後問題の範囲は以下の通りです。(平成31年度4月現在)
※以下長いですが
スクロールしてください!!
★午前問題
●テクノロジ系(午前80問中50問)
1.基礎理論
(離散数学・応用数学・情報理論・通信理論・計測制御理論)
2.アルゴリズムとプログラミング
(データ構造・アルゴリズム・プログラミング・プログラム言語・マークアップ言語など)
3.コンピュータ構成要素
(プロセッサ・メモリ・バス・入出力デバイス・入出力装置)
4.システム構成要素
(システムの構成・システム評価指標)
5.ソフトウェア
(オペレーティングシステム・ミドルウェア・ファイルシステム・開発ツール・オープンソースソフトウェア)
6.ハードウェア
(ハードウェア全般)
7.ヒューマンインターフェイス
(ヒューマンインターフェイス技術・インターフェイス設計)
8.マルチメディア
(マルチメディア技術・マルチメディア応用)
9.データベース
(データベース方式・データベース設計・データ操作・トランザクション処理・データベース応用)
10.ネットワーク
(ネットワーク方式・データ通信と制御・通信プロトコル・ネットワーク管理・ネットワーク応用)
11.セキュリティ
(情報セキュリティ・情報セキュリティ管理・セキュリティ技術評価・情報セキュリティ対策・セキュリティ実装技術)
12.システム開発技術
(システム要件定義・システム方式設計・ソフトウェア要件定義・ソフトウェア方式設計・ソフトウェア詳細設計・ソフトウェア構築・ソフトウェア結合/ソフトウェア適格性確認テスト・システム結合/システム適格性確認テスト・導入・受入支援・保守・廃棄)
13.ソフトウェア開発管理技術
(開発プロセス手法・知的財産適用管理・開発環境管理・構成管理・変更管理)
●マネジメント系(午前80問中10問)
14.プロジェクトマネジメント
(プロジェクトマネジメント・統合マネジメント・ステークホルダマネジメント・スコープマネジメント・タイムマネジメント・コストマネジメント・品質マネジメント・資源マネジメント・コミュニケーションマネジメント・リスクマネジメント・調達マネジメント)
15.サービスマネジメント
(サービスマネジメント・サービスの設計/移行・サービスマネジメントプロセス・サービスの運用・ファシリティマネジメント)
16.システム監査
(システム監査・内部統制)
●ストラテジ系(午前80問中20問)
17.システム戦略
(情報システム戦略・業務プロセス・ソリューションビジネス・システム活用促進・評価)
18.システム企画
(システム化計画・要件定義・調達計画・実施)
19.経営戦略マネジメント
(経営戦略手法・マーケティング・ビジネス戦略と目標・評価・経営管理システム)
20.技術戦略マネジメント
(技術開発戦略の立案・技術開発計画)
21.ビジネスインダストリ
(ビジネスシステム・エンジニアリングシステム・e-ビジネス・民生機器・産業機器)
22.企業活動
(経営組織論・OR/IE・会計財務)
23.法務
(知的財産権・セキュリティ関連法規・労働関連/取引関連法規・その他の法律/ガイドライン/技術者倫理・標準化関連)
★午後問題
1.経営戦略
マーケティング・経営分析・事業戦略・企業戦略・コーポレートファイナンス・事業価値評価・事業継続計画(BCP)・会計・財務・リーダシップ論など
2.情報戦略
ビジネスモデル・製品戦略・組織運営・アウトソーシング戦略・情報業界の動向・情報技術の動向・国際標準化の動向など
3.戦略立案・コンサルティングの技法
ロジカルシンキング・プレゼンテーション技法・バランススコアカード・SWOT 分析など
4 システムアーキテクチャ
方式設計・機能分割・提案依頼書(RFP)・要求分析・信頼性・性能,Web 技術(Web サー ビス・SOA を含む)・仮想化技術・主要業種における業務知識・ソフトウェアパッケージ・ オープンソースソフトウェアの適用・その他の新技術動向など
5.サービスマネジメント
サービスマネジメントプロセス(サービスレベル管理,サービス継続及び可用性管理・サー ビスの予算業務及び会計業務・キャパシティ管理・インシデント及びサービス要求管理・問題管理・構成管理・変更管理・リリース及び展開管理ほか)・サービスの運用(システム運用 管理・仮想環境の運用管理・運用オペレーション・サービスデスクほか)
6.プロジェクトマネジメント
プロジェクト全体計画(プロジェクト計画及びプロジェクトマネジメント計画)・スコープの管理・資源の管理・プロジェクトチームのマネジメント・スケジュールの管理・コストの管理・リスクへの対応・リスクの管理・品質管理の遂行・調達の運営管理・コミュニケーショ ンのマネジメント・見積手法など
7.ネットワーク
ネットワークアーキテクチャ・プロトコル・インターネット・イントラネット・VPN・通信トラフィック・有線・無線通信など
8 データベース
データモデル・正規化・DBMS・データベース言語(SQL)・データベースシステムの運 用・保守 など
9.組込みシステム開発
リアルタイムOS・MPUアーキテクチャ・省電力・高信頼設計・メモリ管理・センサ・アクチュエータ・組込みシステムの設計・個別アプリケーション(携帯電話,自動車,家電ほか)など
10.情報システム開発
外部設計・内部設計・テスト計画・テスト・標準化・部品化・開発環境・オブジェクト指向分析(UML)・ソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP)・個別アプリケーションシステム(ERP,SCM,CRM ほか) など
11.プログラミング
アルゴリズム・データ構造・プログラム作成技術(プログラム言語,マークアップ言語)・Web プログラミングなど
12.情報セキュリティ
情報セキュリティポリシ・情報セキュリティマネジメント・リスク分析・データベースセキュリティ・ネットワークセキュリティ・アプリケーションセキュリティ・物理的セキュリティ・アクセス管理・暗号・認証・PKI・ファイアウォール・マルウェア対策(コンピュータウイルス,ボット,スパイウェアほか)・不正アクセス対策・個人情報保護など
13 システム監査
IT ガバナンス・IT 統制・情報システムや組込みシステムの企画・開発(アジャイル開発を含む)・運用・利用・保守フェーズの監査・情報セキュリティ監査・個人情報保護監査・他の監査(会計監査,業務監査ほか)との連携・調整・システム監査の計画・実施・報告・フォロ ーアップ・システム監査関連法規・システム監査人の行為規範など
びっくりしますよね。これだけ多くの分野を勉強するのは気が引けてしまうと思います。しかし,本記事で紹介する対策法を参考にしていただければ,最低限の時間と労力で合格することができるはずです。
まず,午前問題の出題範囲は,全てを把握する必要はありません。なぜなら,範囲を細かく分類していくとキリがないからです。ただし,ある程度は把握しておくと良いでしょう。簡単に説明していきます。
午前問題では「テクノロジ」「マネジメント」「ストラテジ」の3分野が問われると覚えておきましょう。テクノロジでは,いわゆる情報学科生が授業で習うような内容を問われます。コンピュータの仕組みや,簡単な計算問題が該当します。マネジメントでは,ITを利用したプロジェクト等をどのように運営・管理していくのかが問われます。ストラテジでは,企業のお偉いさんたちが計算するようなイメージの内容が問われます。(実際には会計部門の方々のお仕事かもしれませんが)
一方,午後問題は選択制(11問中5問)になっています。ですので,自分が選んだ分野に関しての理解は必須になります。ここまでの内容をまとめておきます。
【午前問題(150分)】
1.テクノロジ(50問/80問)
2.マネジメント(10問/80問)
3.ストラテジ(20問/80問)
※分野を把握しておく必要はナシ。ただし,軽くは知っておくと良い。
【午後問題(150分)】
1.情報セキュリティ
2.経営戦略
3.プログラミング
4.システムアーキテクチャ
5.ネットワーク
6.データベース
7.組み込みシステム開発
8.情報システム開発
9.プロジェクトマネジメント
10.サービスマネジメント
11.システム監査
これらの分野を踏まえて,傾向と対策をお話ししていこうと思います。
その前に,1番やってはいけない勉強法をお伝えします。それは,「長い期間かけてダラダラ対策をする」ことです。応用情報技術者試験は,ほぼ暗記ゲームです。理解もクソもないんです。IT系の基礎的な知識を網羅するために,深い仕組みや背景などは無視して,用語や計算問題が問われます。
これは仕方ないことで,これだけ膨大な範囲の試験で各分野を深堀りしていたら大変なことになってしまいますから,出題者側も苦肉の策として暗記ゲームを提示してくるほか手段がない訳ですね。もはや,学校の定期試験や資格試験の宿命とも言えます。
ですので,応用情報技術者試験は,(一部範囲を除いて)暗記ゲームだと割り切ってしまうのが吉です。ダラダラ勉強をすればするほど,APの対策は途中で挫折しがちです。
そして,1つ合格のポイントがあります。APの合格ラインは「60点」です。めちゃくちゃ低くないですか?大学であればギリギリ単位がもらえる点数です。ほぼ半分ちょっと正解すれば,国家資格をゲットできてしまうのです。
何が言いたいかというと,すべての範囲を完璧にこなす必要はないということです。ヤマを張って特定の分野を捨てるのも,大いにアリです。このような事実から,午前問題と午後問題の対策法をお伝えしていきたいと思います。
対策の流れ
最初に結論からお伝えします。対策の流れは,午前問題→午後問題の順番で行います。なぜなら,午後問題は午前問題の知識を前提とした思考力を問う問題が出題されるからです。
【午前問題】
1.参考書を「1周」する
2.応用情報技術者試験ドットコムで過去問を回しまくる
→ 過去5年分でOK
→ 分からない問題は「参考書」か「ググる」
3.試験1週間前から間違えた問題はメモしておく
【午後問題】
4.応用情報技術者試験ドットコムで過去問を回すだけ
→ 「情報セキュリティ」「ネットワーク」は入念に
参考書を1周
まずは,参考書を1周することで応用情報技術者試験で問われる内容をザっとさらいます。ここでは細かい用語を覚える必要は全くなく,むしろどのような分野が問われるのかをざっと確認しておいて下さい。先ほどもお伝えしたように,出題分野の細かい分類まで覚える必要はありません。
参考書に関しては個人の好みもあると思いますので,実際に書店で手に取って選ぶとよいでしょう。私がおすすめする参考書は以下の本です。定番of定番の参考書ですので,選ぶのが面倒くさい方はコチラの参考書で問題ないと思います。キタミ本や栢木本に比べて情報量が多いのが特徴的で,辞書のような使い方ができます。
もし,辞書のような使い方ではなく,内容も参考書をベースにして吸収したい方は,以下のキタミ本と栢木本をおすすめします。
また,最近人気が出始めている参考書がコチラです。ぜひ,お手にとって確かめてみて下さい。
過去問を回しまくる
参考書を1周した後は,ひたすら過去問を回しましょう。応用情報技術者試験ドットコムさんは非常に優秀なサイトで,年度を指定したり,間違えた問題だけを指定したりして過去問を解くことができます。5年分の過去問を指定するだけで十分でしょう。APの午前問題では,同じ問題が出題される可能性が高く,古い問題では答えが変わって出題される場合もあります。さらに,最新の問題を集中的にこなすことで最新の傾向を知ることができます。
最初のうちは,分からない用語や概念が多すぎて嫌になってしまうかもしれません。キタミ本や栢木本などの解説系のインプットをしてから過去問をする手もありますが,正直挫折すると思います。それは,内容の難しさではなく,勉強量と労力に対してです。全分野を理解して,暗記してから過去問に取り組むのは,確かに完璧な流れではあるのですが,相応の覚悟が必要です。
最も効率よく,最短ルートで合格を目指されるのであれば,上述のように「まずは参考書1周して試験の全体像をつかむ」「次に過去問を回して出題範囲を意識しながら分からない問題をつぶしていく」「最後に午後問題の過去問を解きまくる」ということになります。
間違えた問題のメモ
試験1週間を切ったあたりで間違えた問題の概要をメモしておくとよいでしょう。試験前に,効率よく苦手や知識の穴を,参考書と照らし合わせて埋めることができます。
午後問題対策
応用情報を受けるにあたって,最も悩む部分が午後問題の選択です。詳しくは,以下の記事をご覧ください。
この記事では,何を選ぶべきかの結論とオススメ度の結果だけを記載しておこうと思います。
【結論】
選ぶべき5分野は…
・情報セキュリティ(必須)
・システムアーキテクチャ
・プログラミング
・ネットワーク
・データベース or 組み込みシステム開発 or 情報システム開発
1.情報セキュリティ(必須問題)
2.経営戦略(★★☆☆☆)
3.プログラミング(★★★★★)
4.システムアーキテクチャ(★★★★☆)
5.ネットワーク(★★★★☆)
6.データベース(★★★☆☆)
7.組み込みシステム開発(★★★★☆)
8.情報システム開発(★★★★☆)
9.プロジェクトマネジメント(★☆☆☆☆)
10.サービスマネジメント(★☆☆☆☆)
11.システム監査(★☆☆☆☆)
午後問題の演習は,特に情報セキュリティ・ネットワークの2種類に重点を当ててください。なぜなら,この2種類の分野は選択必須だからです。
上記2分野にも言えることですが,午前問題がクリアできていれば基本的に問題ありません。ただし,データベースに関してはSQLを一通りさらっておく必要があります。以下の参考書を使って簡単にSQLを学んでおくと良いと思います。
マネジメントや監査系は,基本的に選択しない方がベターです。選択するならするで,まとめて選んでしまった方が無難だと思います。申し訳ないのですが,私自身勉強しなかった分野のため,詳しくお伝えすることができません。
時間配分
難易度に関しては,午後問題の方が圧倒的に高いです。しかし,だからと言って午後問題しか対策しないのは,よくありありません。というよりも,午後問題だけ対策するということが不可能に近いのです。なぜなら,午後問題は午前問題の知識を前提として出題されるからです。まずは午前問題の対策に時間を割くことをおすすめします。
もし,あなたに残された時間が1か月だとします。私であれば,以下のような勉強量の配分をして対策を進めていきます。
【午前問題】
1.参考書を「1周」する
(↑3日間)
2.応用情報技術者試験ドットコムで過去問を回しまくる
→ 過去5年分でOK
→ 分からない問題は「参考書」or「ググる」
(↑2週間半)
3.試験1週間前から間違えた問題はメモしておく
【午後問題】
4.応用情報技術者試験ドットコムで過去問を回すだけ
→ 「情報セキュリティ」「ネットワーク」は入念に
(↑1週間)
ひとこと
近年の情報系の人気の高まりから,応用情報を目指される方も多くいらっしゃるのではないかと思います。中には,会社の方針から無理やり取らされている方や,基本給アップのために頑張っている方もおられるかと思います。
純粋に勉強を楽しみながら資格勉強できれば最高なのですが,現実はそう甘くはありません。応用情報は「資格試験」とわりきって試験のための勉強をした方が理にかなっていると個人的には思っています。当サイトが少しでもみなさんのお力になれれば幸いです。
午後問題は7問選択ではなく必須1+4問選択です。
も。様
ご連絡ありがとうございます。こちらの記事ですが、内容的に古い箇所/不適切な箇所が他にも見当たりますので、まとめて新サイトに移行準備を行なっております。移行後は、当記事から移行先の記事へのリンクを設置する対処を行います。ご指摘内容に関しましても、訂正して移行するように致します。
コメント失礼いたします。
私はIT企業に内定を頂いている、基本情報技術者試験未受験のIT初心者学生です(Javaは独学で勉強中です)。
様々なサイトを閲覧していると、「初心者は基本情報技術者試験の参考書にまず手を付けるべき」との旨の記載が出てくるのですが、いきなり応用情報の参考書に手を出して問題ないものでしょうか。
IT初心者様
ご質問ありがとうございます。
>いきなり応用情報の参考書に手を出して問題ないものでしょうか。
はい。問題ないと思います。ですが、基本情報の内容をおさえた方が、応用情報の内容が頭に入りやすいのも確かです。基本情報の試験は年間を通じて行われていますので、個人的には特に理由がない限り、まずは基本情報の取得を目指し、その後応用情報にチャレンジするという流れの方が無難なように思ます。基本情報の勉強はかなりの部分が応用情報に役立つ内容ですので、応用情報の勉強も兼ねていると考えればよいと思っています。