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【脱カメラ初心者】キレイに夜景を撮るコツを分かりやすく解説します!

いつも夜景を撮るとうまく写らない…
どうやったら夜景をキレイに撮れるのかな?

写真好きの方にとっては,幻想的な夜景の写真を撮ることは憧れの1つです。しかし,オートモードで何も設定をいじらずに撮影してしまうとピントが上手く合わなかったり光をうまく取り込めなかったりします。そこで,この記事では夜景をキレイに撮影するためのコツをお伝えしていきたいと思います。

★この記事の流れ★

夜景を撮るための設定は?
丸ボケを利用したい!
光跡を撮影したい!

本記事は初学者の理解を優先しているため正確性に欠ける場合があります。致命的なミスはご指摘いただけますと助かります。

夜景を撮影するためには

キレイな夜景を撮影するためには,「光をたくさん取り込む」必要があります。コチラの記事でも解説しているように,F値を大きくするか,シャッタースピードを遅くするか,ISO感度を高くすることで露出を高くする(光をたくさん取り込む)ことが可能になります。

ただし,F値を調節するのは難しいので,シャッタースピードかISO感度をいじるようにしましょう。シャッタースピードをいじる場合は「Sモード(シャッター優先モード)」,ISO感度をいじる場合は「Pモード(プログラムオート)」を利用するようにしましょう。

シャッタースピードを遅くする

シャッタースピードをいじる場合に気をつけなくてはならないことは,ズバリ「手ぶれ」です。例えばシャッタースピードを4秒として設定した場合,4秒もの間ずっと光を取り込み続けるため,カメラを同じ位置に固定していないと被写体がぶれた写真になってしまいます。そのため,撮影者は手ブレ防止のために三脚を利用する必要があります。

この性質を利用した撮影方法が「光跡」になります。

 

ISO感度を高くする

こちらの手法では,三脚が必要ないので気軽に試すことができます。ISO感度とはカメラ内部が光に対してどれだけ敏感なのかを示す数値になっています。高ければ高いほど光に対して敏感になるため,シャッタースピードを変えなくてもISO感度を高くすることで効率よく光を取り入れることが可能になります。

 

丸ボケを撮影するために

幻想的な写真で定番の「丸ボケ」を表現するためには,ピントの合わせ方を「MF(マニュアルフォーカス)」に設定したうえで,あえてピントを合わせないで撮影する方法があります。「AF(オートフォーカス)」ではボケ具合が調整できないため,MFでピントレンズを回しながら好みのボケ具合を探るのも楽しいですよ。

1.設定をMFに変更する
2.ピントレンズでボケ具合を調整する
3.撮影する

Aモード(絞り優先オート)でF値を小さく設定することでも丸ボケは表現できます。
コツは出来るだけ被写体をズームして撮影することです。

 

光跡を撮影するために

プロのような写真で定番の「光跡」を表現するためには,シャッタースピードを遅くする必要があります。上でもお伝えした通り,シャッタースピードを遅くする場合は三脚の利用が必須になります。それだけでなく,シャッターを遠隔操作で切れるリモコンも持っているとさらに精度の良い写真を撮ることができます。

1.カメラを三脚に固定
(2.リモコンを接続)
3.Sモード(シャッター優先モード)に設定
4.シャッタースピードを変更(秒数は環境によって調整)
5.タイミングを見計らってシャッターを切る

さらに上級者はMモード(マニュアル露出)を利用してF値やISO感度を設定してボケ具合等も調整することができます。
シャッタースピードは花火の場合は2~4秒,光跡の場合は3秒程度から始めてみましょう。

 

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ABOUT ME
zuka
京都大学で機械学習を学んでいます。

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