みなさんは写真に「王道の構図」があることを知っていますか?一眼を買ってもなかなか上手く写真が撮れなくてモヤモヤしている人も多いのではないかと思います。写真を撮るという作業は,単に被写体をレンズの中におさめるという単純な操作だけではなく,いかに写真を見た人に「何か」を伝えるかが重要になってきます。
その「何か」というのは,例えば臨場感かもしれませんし悲しみの感情かもしれません。そのような伝えたい「何か」というのは3つの王道の構図を利用することでスッキリと写真で表現することができるようになります。そこで,この記事ではカメラ初心者がまず最初におさえるべき写真の構図をお伝えしていこうと思います。
王道の3つの構図って?
どんな効果があるの?
特徴はあるの?
3つの王道構図
この記事でご紹介する3つの基本的な構図は「分割法」「消失点」「トンネル法」になります。分割法は,二分割法/三分割法/対角線分割法の3パターンがあります。それぞれのイメージを下で説明した後に,具体的な写真を使って解説していきます。
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二分割法
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二分割法は,その名の通り写真を二分割します。上の例では,水平線が二分割法の境界になっています。特徴としては,大胆さやスケールの大きさが表現しやすいことです。
三分割法
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三分割法は,フレームの縦と横を三分割してその「交点」や「領域」に被写体を配置する方法です。被写体が単体の場合は交点,複数ある場合はそれぞれの領域に配置すると安定した写真を撮ることができます。
対角線分割法
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対角線分割法は,フレームを対角線で分割して被写体を分ける方法です。特徴としては,写真に目線の効果を加えることができるほかに,水平・垂直ではでなかった写真の動きが出てきます。
消失点
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消失点を意識した写真では,写真の一点に向かって被写体の線が向かうような構図を意識します。特徴としては,遠近感や奥行きが表現されるほかに,目線の動きを消失点に向かわせる効果があります。
トンネル法
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トンネル法では,フレームの手前側もしくは奥側にトンネルのような形をした被写体を置きます。こうすることで,他の被写体を目立たせたり,奥行きや遠近感を演出することが可能になります。それだけでなく,一眼が得意とする「ボケ」とも相性が良いので手軽にプロ仕様の写真を撮ることができるようになります。