この記事では,私がベトナム留学中に感じたことや考えたことをお伝えしていこうと思います。本記事は<Part16>になります。このシリーズは全部で<Part20>まであるので,以下の記事で目次をまとめています。ぜひ参考にしていただければと思います。
これらのシリーズは,以下のような人を対象とします。
ベトナムがどんな国なのかを知りたい人
ベトナム留学でどんな経験ができるのか見てみたい人
日本と比べてベトナムがどう違うのか知りたい人
苦労したことや楽しかったことを知りたい人
[その53]ダナン近くの村「テュイ・ロアン」
友達に誘われて,ダナンから南西の方向に約20㎞ほど進んだところに位置する「Tuý Loan(テュイ・ロアン)」という村に行ってきました.バイクであれば30分ほどで行けてしまいます.
ダナンからバイクで10分もしないうちに周りの景色がド田舎になることから,いかにダナンが局所的に急開発されているかがうかがえます.ベトナムの郊外は,広々とした田畑と場違いのように立つ鉄塔が特徴的です.
テュイ・ロアンに着くと,コーヒーショップに入りました.テュイ・ロアン川沿いに位置するのんびりとした雰囲気のお店です.
田舎とはいっても,提供されるドリンクやサービスの質が非常に良いことに驚きました.コーヒーショップの周りには集落があり,所々にローカルフード屋さんがあります.その一角でミークワンをいただきました.味は,相変わらず最高の一言に尽きます.
[その54]卓上調味料ピクルス
ダナンのローカルフード屋さんには,たいていの場合卓上調味料が設置してあります.
これらの中で,日本人でもなじみやすい薬味の1つに玉ねぎのピクルスがあります.しかし,多くのお店では「玉ねぎのピクルス+人参+唐辛子」がセットになって酢漬けされているので,人参が苦手な方や辛いのが苦手な方は避けた方が無難です.
そんな玉ねぎピクルスですが,このような原始的な方法で作られています.お客さんの少ない15時ごろを狙って,お店の方々が仕込みを始めます.
ダナンでは,「ブン・チャ・カ」という麺料理が有名ですが,提供されたスープに卓上調味料を自分流にブレンドして楽しむのがダナン流です.
[その55]ダナンの超富裕層エリア
ダナンの南方に,Khu biệt thự Đảo Xanhという高級リゾートエリアがあります.
離れ島のような地形が,特別感を演出しています.さらに,チャンティリー橋のちょうど南側に位置しており,夜にはきれいな夜景と共にゆったりとした時間を過ごすことができます.
「Khu biệt thự Đảo Xanh」は,非常に大きな別荘や,お洒落なコーヒーショップ,高級ホテルからなる閑静な富裕層エリアです.
友達はこんなことを言っていました.
結婚式の写真をこのエリアで撮ることもあるらしいです.少しお金をかけてでも,ダナンでゆったりとした時間を過ごしたいという方にはおすすめのエリアになります.
[その56]入場料と入場ゲート
ダナンの北方に位置するベトナムの古都「フエ」では,多くのスポットで入場料が必要になります(フエについてはコチラをご覧ください).というのも,日本と同じように,歴史的建造物では修繕のための費用が必要だからです.入場料はベトナムの物価にしては高く,700円ほどかかる場合が多いです.
そんな観光スポットですが,セキュリティが驚くほどガバガバです.たいていの場合は下の写真のようなゲートがついており,購入したカードを通さないと入場できないのですが,スポットによっては入り口が何か所もあり,チケットを購入しなくても入場できてしまうことがあるんです.
入口が複数ある場合は,警備員さんが見張っているはずなんですが,彼らの多くはスマホに夢中です.もしくは,壁に寄りかかって昼寝をしています.いかにもベトナムらしいです….
私も最初は気付かずに裏口から入場してしまいましたが,後から入場料が必要なことに気付き,メインエントランスから再入場しました.フエの場合,多くのスポットは世界遺産ですから,敬意や修繕のお手伝いの意味も込めて入場料は必ず払うのが無難でしょう.
まとめ
いかがでしたでしょうか.今回は,テュイ・ロアン村の話から卓上ピクルス,閑静な高級リゾートエリア,そして入場料の話をお伝えしてきました.
特に,ベトナムに観光で来る際には入場料に関する内容の理解は必須だと思います.チケット売り場では英語が通じないことがほとんどですので,お金を見せながらジェスチャーでやり取りするなどの工夫が求められます.必要最低限のベトナム語は以下にまとめてありますので,ぜひご参照ください.