本記事は教養記事シリーズその47です。その他の教養記事は【超初心者向け】3分で分かる!教養記事シリーズ目次をご覧ください。
IaaSとは?
PaaSとは?
SaaSとは?
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クラウドコンピューティング
現在のデータベースやソフトの利用形態の主流は,クラウドコンピューティングです。今までは,社内などのプライベートなスペースにデータベース等を設置するのが普通でしたが,AWSやAzureの台頭により,クラウド上でデータやリソースを管理していく手法を取ることが多くなっています。
NIST(米国国立標準技術研究所)による文書「クラウドコンピューティングの定義」では,クラウドコンピューティングによるサービス提供の種類を以下のように分けています。(https://www.ipa.go.jp/files/000025366.pdf)
●SaaS(Software as a Service)
→ユーザ側はアプリケーションを操作できる
●PaaS(Platform as a Service)
→ユーザはミドルウェアを利用してアプリを実装できる
●IaaS(Infrastructure as a Service)
→ユーザはOSを含む任意のソフトウェアを実装できる
GmailやOnedriveなど,私たちが簡単にすぐ利用できるようなサービスはSaaSに該当します。一方,Google App Engine やMicrosoft Azureなど,プラットフォームを提供してユーザがシステム設計を行えるようなサービスはPaaSに該当します。Google Compute EngineやAmazon Elastic Compute Cloud(EC2)など,ネットワーク上で自由に仮想サーバの構築やセキュリティ対策を行えるようなサービスはIaaSに該当します。
MaaSについて
「as a Service」シリーズの1つとして,MaaSも注目されています。ウーバーやgrabのような,例のアレです。詳しくは,以下をご覧ください。
ひとこと
今流行りのSaaSですが,クラウドコンピューティングの分類の1つだったのですね。インターン先でも,データベースは基本クラウド上に構築しており,これからますますクラウドコンピューティングの時代の流れになるなと感じています。