今や旅行では欠かせない存在となっている飛行機。海外旅行に限らず国内を格安で移動できる航空券もあるので,これからはもっと多くの人が飛行機を利用していく時代になるでしょう。しかし,飛行機に乗ったことがない方にとっては
というように右も左も分からない状況でしょう。そこで,この記事では旅行の初心者に向けて飛行機の予約の仕方や実際の乗り方まで丁寧に解説していきます!
初心者に向けて
飛行機の予約の仕方
飛行機の乗り方
飛行機の注意点
を丁寧にお伝えしていきます!
飛行機搭乗の流れ
最初に飛行機搭乗までの流れをお伝えします。
①航空券の予約
②余裕をもって空港に到着
③チェックインカウンターへ行く
④荷物を預ける
⑤保安検査場に行く
⑥出国審査/税関申告
⑦搭乗ロビーへ向かう
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①航空券の予約
飛行機での旅は航空券の予約から始まります。結論から言うと
e-tourやSkyscannerのようなサイトを用いて航空券の予約をします。
注意しなくてはいけないのは,飛行機は電車やバスとは違って事前に航空券を予約する必要があるという点です。
と思う方も多いかもしれません。実際、当日でも空席があれば飛行機に乗ることは可能でしょう。しかし,当日の予約では航空券は非常に高額になってしまいます。
これは受託手荷物(預ける荷物)の場合も同じことが言えます。航空会社によって定められている機内持ち込み可能な荷物の規定を越してしまうと,空港に荷物を預けなくてはならず,当日の手続きであれば非常に高額になってしまいます。
そして,予約の際には必ず座席指定をします。飛行機には自由席がないのです。
はい。飛行機は新幹線と違って安全確保がシビアな乗り物です。例えば,緊急出口の周りの席の乗客は避難活動に協力しなくてはいけなかったりします。その席に赤ん坊や幼稚園児がたくさん座っていた場合どうなるでしょうか。避難活動がうまく行えず,混乱してしまいますよね。他にも航空会社にとっては座席指定にも有料価値を付けることができるので,指定席にした方が利益が出ます。
さらには,感染症が発生した時に座席を把握しておくことで発生源を特定でき,被害拡大を防ぐという目的もあったりします。このように,飛行機では座席指定が基本ですので予約の際に行っていきましょう。
実際の予約の仕方ですが,e-tourやSkyscannerのようなサイトを利用するのが1番便利です。これらのサイトでは,複数の航空会社を比較して1番安い航空券や乗り継ぎが快適な航空券を探すことができます。初心者にとって一番手が出しやすい予約方法です。
②余裕をもって空港に到着
旅行前に航空券を予約出来たらあとは当日を待つだけです。
そして,ここが一番大切と言っても過言ではないのですが,空港には余裕をもって到着するようにしてください。具体的には,遅くとも出発時刻の2時間30分前には到着する予定を立てることをおすすめします。
というのも……私は以前友達と海外旅行を企画していたのですが
と考えて出発1時間前に友達と空港で待ち合わせました。
しかし,友達とうまく出会えず,さらにはチェックインカウンターが見つからず,なんとチェックイン締め切り時刻を3分過ぎてしまったのです。私たちは必死に
と懇願しましたが,例外を許してくるはずもなく往復航空券の6万円が全部パーになりました。このような経験から,初心者には特に余裕をもった到着をおすすめしています。
③チェックインカウンターへ行く
余裕をもって空港に到着したら,掲示板を見てチェックインカウンターを確認します。そして,早めにチェックインを済ませてしまいましょう。
という方に向けて,まずチェックインとは何かについて説明していきます。チェックインとは,「搭乗券の発行手続き」のことです。つまり,空港に着いた後は搭乗券を受け取りに行かなくてはならないのです。こちらのチェックインですが,最近では3つの方法が取られています。
1)有人カウンターでの手続き
2)自動チェックイン
3)ウェブチェックイン
1)に関してですが,初心者の方はこちらの方法で手続きを行うとよいでしょう。掲示板で自分の便を確認して,該当するチェックインカウンターへ行きます。そこでパスポートを提示することで,本人確認がなされ搭乗券を受け取ることができます。2)の自動チェックインでは機械に向かって上の操作を自分でやるのです。
3)のウェブチェックインに関してですが,こちらは自宅などで航空券を事前に印刷できるというものです。しかし,実際には「ホンモノの」航空券が自宅で印刷できるわけではなく,カウンターで実際の搭乗券を受け取る必要がありますので,どの方法を取るにしてもカウンターに行かなくてはいけないことは変わりません。
④荷物を預ける
チェックインの際に預ける荷物がある人はあわせて手続きをします。航空券予約の際には預け入れの制限重量や大きさを決められます。それらの制限を越してしまうと,当日予約の扱いになって高額な料金を請求されますので注意してください。
空港で高額な料金を払いたくない方はこちらの記事を参考にしてください。
荷物を預けたら,引換券のようなものを渡されます。そちらが「自分の荷物」を証明するための券なので大切に保管してください。
⑤保安検査を受ける
チェックインが済んだら,次は保安検査を受けます。こちらはチェックインに比べて出発時間ギリギリでも間に合いますが,やはり余裕をもって手続きしましょう。
という方に向けて,まずは保安検査について説明していきます。保安検査とは,手荷物と身体の安全チェックのことです。具体的には,手荷物の中に危険物が入っていないか・身体に持ち込み不可のものが入っていないかなどをX線や金属探知機を用いて検査します。
とはいっても検査方法は簡単で,ポケットの中身を全部出して荷物と一緒にローラーに流すだけでOKです。自分は金属探知機を通りボディチェックを受けるだけです。数十秒で終わってしまいますので,パパっと済ませておきましょう。
⑥出国審査/税関申告
保安検査が終わったら,国際線の場合は出国審査と税関申告をしなくてはなりません。出国審査では,本人確認をされてハンコを押されるだけです。
税関申告とは出国時に
とあらかじめ伝えておくことで,帰国した時に手持ち品に課税されないようにするための申告です。
⑦搭乗ロビーへ向かう
出国審査と税関申告が終わればあとはのんびり出発を待ちましょう。航空会社にもよりますが,出発の30分前までには確実に搭乗ゲートにいるように予定を立ててください。
そうですね。基本的には出発を待つだけなのですが,時には搭乗口が変更になることがあります。実際、私も日本南に発生した台風の影響で便が乱れ搭乗口が変更になったことがあります。これを知らずにいると
となってしまいます。出国審査を終えても気を緩めずに空港内のアナウンスに耳をすませておきましょう。ちなみに,出国審査を終えた後にはご飯屋さんやお土産屋さんカフェなどがある場合が多いです。
というような考えはよしておいたほうが無難です。先ほどもお伝えしたように,搭乗口が変更になることや出発時間が変わることもあります。出国審査を過ぎても色々なお店はありますので,安心して各手続きを早めに終わらせてしまってください。搭乗時刻になったら,搭乗券を係員に見せてゲートを通り後は飛行機に乗るだけです。
Have a good flight !
まとめ
いかがでしたでしょうか。
飛行機を予約してから実際に乗るまでのイメージは湧きましたか。この記事でお伝えしたいことは,飛行機に乗るための予定は思った以上に余裕をもって立ててほしいということです。早めに行って損はしません。暇つぶしのカフェや,充電スペースもあります。各手続きに1分でも遅れてしまえば数万円もした航空券は全部パーです。往復で購入した場合は復路もパーになることが多いです。なにより飛行機に乗れなければ,旅行全てが台無しになってしまいます。
ぜひ皆さんには,余裕を持ったスケジュールを立てていただき快適な旅行を楽しんでいただければと思います。