みなさんは東南アジアに行ったことはありますか。私自身,タイ・カンボジア・ベトナムに行ったことがありますが,その3国とも日本人を狙った詐欺が横行しています。なぜなら,日本人旅行者は大量のお金とカードを持っているからです。しかし,よく注意すればこのような詐欺は事前に防ぐことができます。せっかくの楽しい旅行なのに,詐欺に引っかかってしまっては興覚めですよね…。
さらに,ベトナムに限ってはインフレが重なったことで貨幣価値が暴落しています。
一番上のお札ですが,500,000ドンです。
驚きますよね。でも500,000ドンは,たったの2500円程度なのです。ベトナムドンについては以下の記事をご覧ください。
我々日本人はこの感覚に慣れるのに時間がかかります。この「ベトナムドンの分かりにくさ」につけこんで悪い人は詐欺をしてきます。そこで,この記事では詐欺に遭わないために
我々日本人が気をつけることをまとめていきたいと思います。
詐欺に狙われやすい日本人がベトナムで気をつけるべきことをまとめていきます。
ベトナムドンを扱うときの注意点!
早速ドンを使う際の注意点をお伝えしようと思います。
<その1>0の個数に騙されるな!
ベトナムのタクシーの運ちゃんや両替商の方にとって日本人旅行者というのは「詐欺の対象」の象徴らしいです。例えば,ゴールドショップの両替で0を1つ少なく提示するといった手法です。ゴールドショップについては以下の記事をご覧ください。
たとえば、本当は20000000VNDもらえるはずなのに,2000000VNDしかもらえなかったというような例ですね。この詐欺の質の悪いところは,我々が気付かずに見過ごしてしまうという点です。大きな金額を扱うときは,必ずもらった金額が正しいかどうか確かめるクセをつけましょう。
<その2>50万ドンはできるだけ崩しておけ!
ベトナムではおつりが用意されていないことがしばしばあります。
食事をした後に50万ドンを支払って「あら、おつりがないわ」なんてことにならないように,できるだけ大きなお札はコンビニ等でくずすように心がけましょう。
<その3>1000VND以下は〝飴玉〟になる?!
こちらはベトナムらしい面白い慣習になります。ベトナムのコンビニやスーパーで買い物をすると
このような中途半端な金額になることがあります。しかし,現在出回っている最小のお札は1,000VNDです。
このように支払うと400VNDのおつりが返ってくるはずですよね。しかし,実際はこれを渡されます。
そうです。なんと〝飴玉〟です。1,000VND以下の端数は飴玉になってしまうんですね。おつりを確認して,少し足りない場合や少し多い場合もこのことを思い出して冷静になってください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ベトナムドンを使用するうえで気をつけておくべきことをまとめました。ベトナムではお金さえあればなんでも解決できてしまいます。というのも,ベトナムは社会主義国家ですので公安(警察)が大きな力を持っています。そしてなんと,彼らは市民や観光客を不当に取り締まったりして賄賂を払わせ,それらを給料の足しにすることがあるのです。逆に言えば,お金さえあれば見逃してくれることが多いのです。
ベトナムに行く際は,最低限でもベトナムドン(VND)の知識をつけたうえで訪れてみてくださいね!