アカデミック

【文化の比較】多国籍企業では文化の違いをどのように捉えるべきなのか?

今回は,私がベトナムの大学で具体的にどのような内容を学んでいたのかを簡単にまとめていきたいと思います。この記事は「Cross-Cultural Management編」です。

Cross-Cultural Managementとは,日本語に訳すと「多様な文化間の経営・管理方針」となります。要するに,様々な文化や考え方があるときに我々はどのようなアプローチを取ればよいのかを考える授業です。そのために,文化とは何かという究極の問いについて考えていきます。この記事では,1週間ごとの授業の内容をサクッとまとめていきます。ダナン大学と京都大学の違いは以下の記事をご覧ください。

【留学生必見!】ベトナムの大学って日本とどう違うの? ベトナムの大学で学ぶというのは実際どのようなものなのでしょうか。ベトナムの大学進学率は約30%で,日本の60%と比べると水準は低...

 

Week 1

Cross-Cultural Managementを学ぶ意義を最初に確認します。

●You’ll know about the evolution as well as the roots of business cultures in different countries.
(様々な国がビジネス面でどのような発展をしたかをその根源から知ることができる。)

●You’ll be able to explain the different contexts of business practices.
(ビジネス面で様々な文脈を考慮することができるようになる。)

●You’ll understand how managers can address challenges of cross cultural situations.
(文化を越えたビジネスの経営・管理方針を理解できる。)

続いて,文化を考え始めた歴史を確認します。

●紀元前5世紀にHerodotusがペルシャ王国における仕事への取り組み方の違いについて記している。

●紀元前2世紀にシルクロード沿いの国々の文化の違いについて記した文書が残されている。

そして,様々な文化の定義・性質を確認します。

【定義】
●文化とは価値・規範・記号が共有されたシステムである。
Louis (1981)

●文化とは非常に複雑で捉えがたいコンピュータである。
Hall and Hall (1990)

●文化とは人類を区別する心理的プログラミングである。
Hofstede (1980)

 

【性質】
●文化は世代間で受け継がれる普遍的な習慣や信念である。
(=文化は静的である。)
Schwarz and Thompson (1990)

●文化は個人が成長するための価値集合である。
(=文化は静的である。)
Hoecklin (1993)

●同一文化内に属する人は1つの大きな方針を決めることができない一方で文化に属していることを主張する。
Meyerson (1991)

●文化は唯一無二だと信じられるが実際はそうでないという矛盾が生じる。
Martin (2002)

●文化は「ideologies」や「organizational frames of reference」という言葉で代替される。
Mats Alvesson

●文化は「cognitive schemas」という言葉で代替される。
Thompson et al.

そして,国を越えた文化の違いより,国の中での文化の違いに注目すべきだとします。

●スイスやカナダの例(言語・民族)
●アフリカの文化(国ごとというより民族ごと)

これらの定義や具体例を通して「文化は○○だ!」と言い切れないことを示します。

文化は認識的/社会的な過程だとします。

 

そこで先人たちは,文化とは何かを理解するために機能的な面から文化の枠組みを考えました。これが「Functional approach」です。また,この授業の目的の1つは「相似性と相違性を通して文化とは何かを俯瞰する」ことを示します。そのために,比較対象として「Alternative frameworks」を持ち出します。Alternative frameworksはFunctional approachに比べて流動的で多様化しています。

●Conventional frameworks
Functionalist

●Alternative frameworks
interpretivist and post-modernist

の2つの枠組みを対比しながら次回以降お話ししますというところで終了。

授業中にシニフィアン(意味するもの)/シニフィエ(意味されるもの)についても言及していました。両者は一対一対応でないと考えられています。

 

Week 2-3

Functional approachについて言及する前に,Cross-cultural Managementについて意義を再確認します。

【Cross-cultural Managementというのは…】
●理解するためには他の文化に関して指摘をもらわなければならない。

●同文化内で共通点があるのと同じくらい異文化間で共通点がある。

●同文化内で相違点があるのと同じくらい異文化間で相違点がある。

●ビジネスにおいて文化の違いはどのような影響を与えるか。

●ビジネスにおいて文化理解はどのようにして成功のカギとなるのか。

●文化的な振る舞いは文化という氷山の一角に過ぎない。求められるのはどのよにして氷山の下(暗黙の了解等)を理解するかだ。

●誤解を防ぐだけでなく、多様性も担保する。

●概念(実在しない)と人間(実在する)について共通点と気付かれにくい価値について焦点を当てることは相乗効果を生み出す。

満を持して,文化とは何かという究極の問いをFunctional approachで考えていきます。

【Functional approachとは】
●Hofstede/Trompenaarsらにより提唱された。
●文化を価値や機能という面から分類していく。

まずはHofstedeによるFunctional approachから見ていきます。

【Hofstedeによる分類】
●Individualism/Collectivism
●Power Distance
●Short-termism/Long-termism
●Masculinity/femininity
●Uncertainty avoidance
●Indulge/Restraint

それぞれの観点について詳しく見ていきます。

 

Individualism/Collectivism

個人がどれだけ集団に帰属するかの指標です.私たちは,生きていく上では必ず何らかの集団に属しながら生活しています.例えば,一番身近な例は家族です.他にも,学校や会社などあらゆる面で「個人」と「集団」を融合させています.

Individualismの文化においては,個人同士のつながりは薄く,意見の対立も個人の尊重のためには必要だとされます.逆に,Collectivismの文化においては,集団の中で社会的調和を保つことが第一だとされます.

【Individualism】
●ヨーロッパ
●南アフリカ
●アングロサクソン国家
(加・米・豪)

【Collectivism】
●中国
●東南アジア
●中東
●アフリカ

 

Power Distance

権力格差の指標です.どの社会にも不平等は存在しますが,その不平等に対して「何を考え」「どう行動するか」をスコア化した評価基準です.具体的には,権力が弱いメンバーが不平等を受け入れる程度を数値化しました.一般に,先進国であればあるほど権力格差のスコアは低くなります.

【高い国】
●中東
●東南アジア+ロシア
●アフリカ+ラテンアメリカ
●インド
●フランス

【低い国】
●アングロサクソン国家
(加・米・豪)
●北欧

 

Long-termism/Short-termism

どれだけ過去とのつながりを意識するかの指標になっています.Long-termism側の国家はたくさんの投資が可能で,市場シェアを狙い,長期的利益を追求して家族をターゲットにします。一方,Short-termismの国家は投資をあまりせずに,四半期ごとの成果を基準にして投資信託を好みます。

イメージとしては,Long-termismの文化は東アジア・インド・ブラジル等の多神教諸国です.対して,Short-termismの文化は西洋諸国の一神教諸国です.前者は「忍耐」が美徳だとされるのに対し,後者は規範に従うことが絶対だとされます.日本語では前者を実用的,後者を規範的と訳出します.

投資信託とは専門家に投資を託す方法を指します.投資信託にお金を回してしまうので,自己投資するお金はほとんど残りません。

【Long-termism】
●東南アジア
【Short-termism】
●北アフリカ
●アングロサクソン国家
(加・米・豪)

 

Masculinity/Femininity

人生において重要だとする考えの指標です.ホフスティードは,業績や成功をモチベーションにする考えを「Masculinity」,ライフワークバランスや人間関係をモチベーションにする考えを「Femininity」と名付けました.決して,いわゆる「男性らしさ」「女性らしさ」ではないことに注意が必要です.

【Masculinity】
●東アジア
●中欧
●アングロサクソン国家
(加・米・豪)
【Femininity】
●北欧
●ラテンヨーロッパ
●アフリカの一部

 

Uncertainty avoidance

未来に起こる不測の出来事に対し,どれだけ不安を感じるかの指標になっています。この指標が高い国では,たくさんの規則やルールが作られます.国の仕組みに従うことで,不確実性を回避しようと考えます.逆に,この指標が低い国では必要最低限の仕組みしか整えられません.規則やルール(プロセス)にとらわれず,結果さえ出せればよいのです.

Long-termismであるのにUncertainty avoidanceが低い国には,完全子会社として(Wholly Owned Subsidiary)外国企業が参入します.逆に,Long-termismであってUncertainty avoidanceが高い国には,合弁会社として(Joint Venture)外国企業が参入します.

【高い】
●フランス
●スペイン
●東ヨーロッパ
●中東
●ラテンアメリカ
【低い】
●南アジア
●アングロサクソン国家
(加・米・豪)

 

Indulge/Restraint

生活を楽しんだり,喜びを追求することへの許容度の指標を指します。この指標が高いほど,欲求を満たすことが社会的に許されているということを示します.国民の幸福感と相関があることが示唆されています.

【Indulge】
●ラテンアメリカ
●北欧
●アングロサクソン国家
(加・米・豪)
【Restraint】
●東アジア
●フランス
●ドイツ
●イタリア

 

家族形態とイデオロジー

ここで,新しい概念として家族形態とイデオロジーの関係性について言及します。

【家族形態とイデオロジー】
●Emmanuel Toddによって提唱。
●7つの家族形態に分析。
●7つの政治体制に分析。
●代表的な3つは以下。
●Egalitarian nuclear family
●Authoritarian family
●The exogamous community family

同じく3つについて詳しく見ていきます。

 

Egalitarian nuclear family

親子が独立している家族形態。親子は同居しません。子供は平等に扱われます。

【国家例】
●ポルトガル
●ポーランド
●ラテンアメリカ

【政治的特徴】
●カトリックの国

 

Authoritarian family

親子が依存している家族形態です。親子は同居します。子供は平等に扱われません。(長男優遇など)

【国家例】
●ドイツ
●日本
●韓国

【政治的特徴】
●官僚的社会主義
●ファシズム(かつて)
●分離主義者
●自治政治

 

The exogamous community family

Egalitarian nuclear familyとAuthoritarian familyの両方の性質を併せ持つ家族形態。親子は同居する一方で,子供は平等に扱われます。

【国家例】
●中国
●ベトナム
●キューバ
●ロシア

【政治的特徴】
●共産主義

 

Week 4

HofstedeによるFunctional approachは見たので,次はTrompenaarsによる分類を見ていきます。

Trompenaarsの有名な言葉としては“Culture is the way a human group solve its problems.”が挙げられます。

【Trompenaarsによる分類】
●relation with others
●relation with time
●relation with environment

それぞれについて詳しく見ていきます。

 

relation with others

【分類】
●Universalism vs. Particularism
●Individualism vs. Communitarianism
●Neutral vs. Affective Relationships
●Specific vs. Diffuse Relationships

【質問例】
“What is more important, rules or relationships ?”
“Do we function in group or as individuals ?”
“Do we display our emotions ?”
“How separate we keep our working and private lives”

具体例を通して考えていきます。友達の運転する車がスピード違反で事故を起こしました。あなたは友達のために嘘の証言をしますか?

友達に招待されたレストランで食事が美味しくありませんでした。あなたは友達のために嘘でも美味しいと言いますか?

保険医として友達を診察することになりました。保険が下りない診断であったとき,あなたは友達のために嘘の診断結果を書きますか?

これらの具体例でどう行動するかが文化によって違うといいます。欧米豪諸国が嘘をつかず,東アジア諸国が嘘をつく傾向にあります。

 

relation with time

【分類】
●Sequential vs Synchronic

【質問】
“Do we do things one at a time, or several things at once ?”

具体例を通して考えていきます。あなたの上司に休日に家のペンキ塗りを手伝ってほしいと頼まれた時,あなたはどうしますか。欧米豪諸国やロシアが断る傾向にあります。

 

relation with environment

【分類】
Achievement vs. Ascription
Internal vs. External

【質問】
“Do we have to prove ourselves to receive status, or is it given to us?”
“Do we control our environment, or are we controlled by it ?”

(授業中に具体例/国名なし)

以上までで,2人のFunctional frameworkを見てきたので対比をしていきたいと思います。

【目的】
●Hofstede
→仕事の価値を評価すること
●Trompenaars
→仕事と余暇の関係を評価すること

【対象】
●Hofstede
→人々の振る舞いを決定する価値
●Trompenaars
→人々の振る舞いと関係性の論理

さらに,Functional frameworkへの批判も見ていきましょう。

【批判】
●国家単位のみしか考えていない
●地理的な国境を文化の境にしている
●国家内の多様性を無視している
●静的である
●社会的変化を考慮していない
●文化の違いしか分からない
●文化の共通点が見いだせない

ということで,次週からAlternative frameworkに進みますよというところで終了。

 

Week 5-6

Alternative frameworkとは言ってもお決まりのパターンです。話は多様性の方向に向かっていきます。テーマは「文化が融合した時にビジネス面で何が起こるか」です。融合文化に関してはSiehlとMartinよって「社会的または規範的に会社の秩序を保つ概念」と定義されています。ビジネス面に関しては個人,組織戦略,利益に関して考えていきます。以下では,文化が融合した時に価値と様式をどのように定めるかを説明していきます。

【価値と様式の基準】
●Myths(神話)
●Rituals(習慣)
●Stories(物語)
●Legends(伝説)
●Specialized language(特殊言語)

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

Myths(神話)

最初から影響を与える因子です。文化の違いが神話(作り話)となってレッテルとなってしまうということです。

 

Rituals(習慣)

文化的な習慣が組織に影響を与えます。例えば,独創性を求めるために仕事中に昼寝する習慣などです。ある文化では普通ですが受け入れがたい文化もあるでしょう。

 

Stories(物語)

ウィリアム・ヒューレットとデビット・パッカードによるHP社の物語を具体例として出しています。

 

Legends(伝説)

ウィリアム・ヒューレットとデビット・パッカードが最初は倉庫で事業を始めたという伝説を具体例に出しています。シリコンバレーの発祥の地とされています。

 

Specialized language(特殊言語)

言語も融合していきます。喋られる言語も喋られない言語もそうです。特定の意味を表す記号が組織内で使われるようになります。ここで,話は組織内の文化の階層性に移っていきます。

上から順番に

【文化の階層】
(上層)
●Results
●Actions
●Norms/Intrinsic behaviors
●Values/Beliefs
(下層)

となります。階層性の話が組織内の階層の話へと移っていきます。Mintzbergによる組織の基本要素を使って組織体制の違いを表していきます。

【基本要素】

【財閥的】

【独裁的】

【官僚的】

【多様的】

階層の話は,独立した機能で文化を分類できないことを示唆しています。話はJoanne Martinによる文化のための3つの観点に移っていきます。

【3つの観点】
●Integration(統合)
●Differentiation(識別)
●Fragmentation(分裂)

それぞれについて詳しく見ていきます。

 

Integration perspective(統合)

静的で変化のない文化。上層部が統合された文化を示します。新メンバーに関しても同じ価値観を持った人を募集します。曖昧さや違反は失敗の原因とされます。

 

Differentiation(識別)

様々な文化は以下の3観点により区別されるとします。

●enhancing(強化)
●orthogonal(独立)
●countercultural(反体制文化)

 

Fragmentation(分裂)

組織の中で嗜好や個性に多様性を認める考え方です。総意や個々のつながりは対象によって変化するとし,流動的なモデルを仮定します。対象の価値を分類する枠組みとしてQuinnとRohrbaughによるモデルを紹介して終了です。

 

Week 7

文化を変えたければ組織を変えることから始めよ。

Mary Douglas

取引というのは構造的に保証された結果と同等かそれ以上に価値を失う過程である。

Fredrik Barth

この2つの引用から授業が始まります。Mary Douglasはイギリスの人類学者で,「汚穢と禁忌」の著書が有名です。Fredrik Barthはノルウェイの人類学者で,「民族集団と境界」の著書が有名です。LeaderとFollowerの関係性や利己的な個人の価値と規範について言及していることでも知られています。

今までは文化とは何かという問いを機能的な側面と多様的な側面から考えてきました。この週の授業では,文化とは何かという問いに対して人類学からのアプローチを仕掛けます。このアイディアの土台となるのが,Mary Douglasによる「Grid-and-Group analysis」です。

Grid(共有or私的)/Group(支配or独立)の2軸による配置が以降の基本的なアイディアになります。まず文化の枠組みとして考えるために,4つの区画に名前を付けます。

それぞれの区画について詳しく見ていきます。

 

Hierarchy

全てのルールが明記されます。文化的なバイアス(伝統的/古い)がかかっていることが多く,忠実な精神を大切にします。

 

Egalitarianism

メンバー間に優劣のついたルールは設定されません。罰則の形は「排除」であり,不公平であることを認めません。

 

Fatalism

文化的に全てのメンバーが孤立してます。他者に関して無関心であり,責任感を持ちません。

 

Individualism

競争によって秩序が保たれます。集団というよりも,個人として富を得ることを理想とします。

 

この平面上にMax Weberの提唱する3人のヒーローを配置していきます。ぞれぞれのヒーローは異なる合理性を暗示しています。

●Bureaucracy
→官僚的
●Market
→市場主義
●Religious charisma
→宗教的

 

Bureaucracyはルールに制限されて集団行動をするので,GridもGroupも高いです。Marketは何の束縛もなく,私欲で行動するのでGridもGroupも低いです。Religious charismaは行動が個人の考えに基づくものの支配されているので,Gridは低くGroupは高いです。以上の内容をまとめて象徴化した図がコチラです。

人類学的なアプローチを象徴化してこの週は終了です。

 

Week 8

この週は前回までの内容を多様化して拡張するのが目的です。Aaron Wildavkyらによる考えを引用します。すなわち,人々は危機感によって動きどの文化もMary Douglasによる4つの区画間のうち全ての側面を持っているといいます。

そのため,異なる区画間で構成員・名声・資源をめぐって対立が起きます。また,静的な枠組みではなく4つの区画は流動的で相互作用が発生するとします。対立や相互作用の例としてTaran Patelによるインド‐フランス間の関係やSteve Raynerによるアメリカの病院の話を引用します。要するに,前半の講義内容と同じで枠組みをキッチリ決めてしまうのではなく,流動的に相互作用を考えていこうという多様化の方向に話が向かっている訳です。

最後にFrodsickの「危機感によって人が動くこと」への反論を紹介して授業終了です。

 

Week 9-15

残りの週はグループプレゼンと期末試験でした。

 

まとめ

文系科目は正解がないのでどうしてもフワッとしか理解できていないなというのが正直な感想です。文化とは何かを考える際に固定化→多様化のプロセスを経て現代の価値観が形成されているのはよく分かりました。文化という言葉は面白いもので,生活様式の違いから生まれる説明困難な事象を全て説明することができてしまいます。その反面,何でも文化という言葉に収めてしまうことで世界の解像度が低くなってしまうのも現実です。先人たちが目指してきたのは,あまりにも抽象化しすぎている文化という言葉による世界の区別を他の分類に代替しようということなのかもしれません。

それは,固定化されたフレームワークではなく流動的に相互作用を生み出す構造であるべきだというのが今回の講義の趣旨であったのだと思います。とは言っても,我々は今後も「文化」という言葉の便利さにまだまだ甘えてしまうことになるでしょう。そのような中で,いかに豊富な種類のフィルタを自分で持ち合わせているかが多様性の時代を生きる1つのカギになることは間違いないでしょう。

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