本記事は管理人が競技プログラミングを始めたため,その精進日記としてログを取ったものです。アウトプットして積極的にモチベーションを上げていく作戦です。記事目次は以下をご覧ください。
【競プロ精進日記】目次まとめ
ABC
Atcoder Beginner Contestの過去問を解いています。最低限のコメントと一言が添えられています。
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概要
今回の問題はABC130-C「Rectangle Cutting」です。
数学的な考察が必要になる問題でした。長方形を2分割するときに「大きくない方を最大化する」というのは,言い換えれば「分割された2つの面積の差を最小化する」ということに他なりません。すると,任意の長方形は中心を通る直線で2分割できますので,出力の1つ目はどのケースにおいても「長方形の面積の半分」であることに気付きます。
一方で,最初に中心以外の点が与えられた場合には,その点と中心を通る直線は一意に定まります。最初に中心が与えられた場合には,任意の直線によって長方形は2分割されます。以上より,最初に長方形の面積の半分を出力して,次に与えられた点が中心かそうでないかを判断してから,0か1を出力すればOKです。
c++
#include <bits/stdc++.h>
#define _GLIBCXX_DEBUG
#define rep(i, n) for (int i = 0; i < (int)(n); i++)
#define repi(i, a, b) for (int i = (int)(a); i < (int)(b); i++)
using namespace std;
// intで丸め誤差が出ないようにdoubleで受け取ることにする
double W=0, H=0, x=0, y=0, ans=0;
int main(){
cin >> W >> H >> x >> y;
// WやHがintだとここで誤差が発生する
ans = W * H / 2;
// 小数点以下10桁まで表示するようにする
cout << fixed << setprecision(10);
// とりあえず面積の半分を表示
cout << ans << " ";
// (x, y)が中心かどうか判断
if (W/2==x and H/2==y) cout << 1 << endl;
else cout << 0 << endl;
}