本記事は,python入門講座シリーズの内容になります。その他の記事は,こちらの「Python入門講座/実践講座まとめ」をご覧ください。ターゲットは主にpythonを使ったことがない人向けで,簡潔で分かりやすい説明を心がけています。
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今回のお題
TrueとFalseの演算ができるようになろう!
写経
まずは,上の写真と同じ内容をセルに書き込んで,実行(Shift+Enter)してみてください。
ポイント
x = True
y = False
print(x and y)
print(x or y)
print(not x)
print(not y)
# ↑↑and, or, notって??
今回のポイントは,TrueとFalseを使った演算方法です。
解説
真偽値に対しては,+や/などといった数値計算のための記号を利用するのではなく,and, or, notの3種類を用いて演算していきます。
(and) | True | False |
True | True | False |
False | False | False |
(or) | True | False |
True | True | True |
False | True | False |
(not) | |
True | False |
False | True |
イメージとしては,andはかけ算,orはたし算です。Trueを1,Falseを0として捉えれば分かりやすいと思います。真偽値の演算ができるようになれば,コンピュータとの対話も理論的,かつスムーズに行えるようになります。