本記事はPRML「パターン認識と機械学習<下>第7版」(C.M.ビショップ著)の演習問題の基本問題・標準問題を解説したページになります。数式を打ち込む手間が面倒だったので,画像ファイルでアップしています。
また,数学的に厳密な議論はしていません。その代わり,初学者がつまづきやすいポイントを重点的にお伝えしていくつもりです。PRML解答/解説の目次もご覧ください。
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10.6
$\alpha$ダイバージェンスがKLダイバージェンスの一般形になっていることを確認する問題です。$1-\alpha^2$が分母にあると不定形になってしまうため,$\alpha \rightarrow 1$のときは$(1-\alpha)$,$\alpha \rightarrow -1$のときは$(1+\alpha)$でくくり出せばOKです。下の画像では,$\alpha \rightarrow 1$のときしか示していませんが,$\alpha \rightarrow -1$のときも同様に解けます。