本記事は,python入門講座シリーズの内容になります。その他の記事は,こちらの「Python入門講座/実践講座まとめ」をご覧ください。ターゲットは主にpythonを使ったことがない人向けで,簡潔で分かりやすい説明を心がけています。
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今回のお題
データ型を理解して正しく使いこなせるようになろう!
写経
まずは,上の写真と同じ内容をセルに書き込んで,実行(Shift+Enter)してみてください。
ポイント
"2+3"
2+3
# ↑↑なにが違うの??
今回のポイントは,「””」です。コイツって,いったい何なのでしょうか。
解説
前回,下のようなコードを実行するとパソコンに怒られてしまいましたね。
print(We love python!!)
お説教の内容は,以下の通りでした。
SyntaxError: invalid syntax
printの中身に「””」がないとエラーになってしまうということでしたね。それでは,「””」のあるなしで何がちがうのでしょうか。一言でまとめると,「データの種類(データ型)」が異なるのです。
「””」で囲まれたデータは「文字列(string)」,整数のデータは「整数型(integer)」といった具合です。他にも,pythonでは下のようなデータの種類(データ型)が区別されています。
Pythonのデータ型
- str型:文字列
- int型:整数
- float型:小数点
- bool型:真偽値
- list型:リスト
- tuple型:タプル
- dict型:辞書
つまり,print()の中身は「str型:文字列」でなくてはいけなかったのです。このようなデータの種類を把握したうえで,パソコンにお願い事をしなくてはいけません。超正直者のパソコンと会話をするためには,少しのミスも許されないのです。