本記事はPRML「パターン認識と機械学習<上>第7版」(C.M.ビショップ著)の演習問題の基本問題・標準問題を解説したページになります。数式を打ち込む手間が面倒だったので,画像ファイルでアップしています。
また,数学的に厳密な議論はしていません。その代わり,初学者がつまづきやすいポイントを重点的にお伝えしていくつもりです。PRML解答/解説の目次もご覧ください。
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6.3
スカラー積とは,「(横ベクトル)×(縦ベクトル)」の形のことを指します。今回の問題では,ユークリッド距離の二乗を展開してスカラー積だけで表します。スカラー積は一番単純なカーネルとなるので,スカラー積を別の非線形カーネルに変換することで「非線形カーネルを用いた最近傍法」を実現することができます。