ベトナム語は,日本人にとって習得が難しい言語の1つとされています。さらに,ベトナムでは英語が通じないことがほとんどです。
というあなたへ。大丈夫です。安心してください。ベトナム語は,発音こそ難しいものの文法は非常に単純です。ですから,単語さえおさえておけば旅行は快適に過ごせます。なんといっても単語が分かるだけで,旅行の楽しさが倍増します。
そこで,この記事ではベトナムへの旅行者や留学生に向けて一番最初におさえるべき最重要単語をシーン別にまとめていきます。
ベトナムで最頻出の単語をシーン別でまとめていきます。
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[シーン1]飲食店で使われる単語
[シーン2]日常会話
[シーン3]数字
【注意点①】
11以降の作り方は「十の位」+「一の位」です。例えば,56という数字は「năm mười sáu(ナム ムオイ サオ)」となります。
【注意点②】
以下の例外があります。
●十の位が1~9のとき一の位の5だけ「năm」→「lăm」
●十の位が2~9のとき一の位の1だけ「một」→「mốt」
●十の位が2~9のとき一の位の4だけ「bốn」or「tư」
●十の位が2~9のとき「20」「30」…は「mười」→「mươi」
【注意点③】
日本語の「,」はベトナム語では「.」です。逆に日本語の「.」はベトナム語の「,」です。
【注意点④】
位の単位は英語と同じように0が3つごとに変わります。(日本語とは違うので注意)
英語と同じように「半分」を使って数字を表せます。150=100+50なのでmột trăm(100) rưỡi(50)となります。
【注意点⑥】
「0」は読み飛ばしません。101は「một trăm lẻ một」です。
【注意点⑦】
序数は「thứ+数字」で表します。2番目は「thứ hai」です。
【注意点⑧】
小数点は日常会話ではほとんど使いません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
と思ったでしょうか。確かに,一見するとたくさんの単語があるように感じます。しかし,この記事に出てきた単語はたったの90語です。高校生が習得すべき英単語は3000~4000語と言われています。それに比べたら,大したことありませんね。
ガイドブックで単語を確認しながら旅行を楽しむのも,もちろんアリです。しかし,必要最低限の単語を覚えて自然にやり取りができるようになると,とても楽しいですよ。何より
というリスクを減らすことができます。この記事では,最頻出の単語をまとめました。「日本人観光客」としてなめられないためにも,本記事の単語をマスターすることで快適に旅行できると思います。その他ベトナム語の記事に関しては以下の記事をご覧ください。