本記事はPRML「パターン認識と機械学習<上>第7版」(C.M.ビショップ著)の演習問題の基本問題・標準問題を解説したページになります。数式を打ち込む手間が面倒だったので,画像ファイルでアップしています。
また,数学的に厳密な議論はしていません。その代わり,初学者がつまづきやすいポイントを重点的にお伝えしていくつもりです。PRML解答/解説の目次もご覧ください。
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6.17
変分法はオイラー方程式を利用できれば簡単なのですが,今回は形が異なるのでそういう訳にはいきません。そのため,「汎関数に微小関数$\epsilon \eta$を足したとき,$\mathcal(O)(\epsilon)$の項が$0$になる」というアイディアを採用します。$\eta$は任意の関数なので,積分を外すためにデルタ関数を仮定しました。