本記事は,インターンシップ体験記のNRI<選考編>になります。その他の記事は,「【まとめページ】インターン体験記目次」をご覧ください。
選考の流れ
今年のサマーインターンの選考の流れは,「ES→一次面接+Webテスト→GD」でした。以下で,各選考ステップでの内容を簡単にまとめていきます。
1.ES
2.一次面接+Webテスト
3.GD
ES
【問1】
あなたが大学入学後、「乗り越えた困難」、「挑戦し成し遂げたこと」、「最も力を入れた研究・ゼミ」からいずれかのテーマを選び、具体的に教えてください。特に、そのテーマにおける難しかった点、及び自分なりに創意工夫した点を重点的に教えてください。 (400字以内で記入してください。)
【問2】
あなたが本インターンシップ(ITソリューションコース)で「特にやってみたい仕事・業務領域」および「経験したいこと、身につけたいこと」を教えてください。 また、そう考えた理由についても併せて教えてください。(200字)
問1に関しては,挑戦し成し遂げたことを選択しました。何か,具体的で定量的な成果をお持ちの方は,こちらのテーマが書きやすいと思います。このような類の質問は,どのインターンでも定番ですので,定型ができてしまっている方もおられるかと思います。
問2に関しては,自分がベトナムで経験した原体験を元に起承転結を心がけました。「ベトナム留学→社会主義による統制を目の当たりに→優秀なベトナム人でもwordは2007とかを改造して使っている→誰もがIT革命の恩恵を享受できるようなITインフラ作りをしたい」的な感じです。200文字がかなり少ないので注意です。
一次面接
上記ESについて深掘りされていきます。時間は25分+質疑応答でした。無駄な発話は避け,一貫した論理展開を筋道立てて分かりやすく伝えることを意識しました。その際,合理的な部分だけでなく,自分の気持ちもバランスを見ながら取り入れて話しました。
(軽く遅刻してしまったのですが,寛容に受け入れていただき感謝です。)
Webテスト
簡単なWebテストでした。日本語文章の構造やシンプルな計算問題が続きました。
グループディスカッション
1時間程度の短い制限時間の中で,グループとして意思決定をするプロセスを観察されます。複数の案が提示され,それに関係する資料も渡されます。大手ITコンサルということで,参加者の中にも頭の切れる方々がいらっしゃりました。
一方で,どのような形で意思決定に価値を提供したかという点を見られていると思います。必ずしも,発言量の多かった方が選考を通過しているわけではなさそうなので,自分がどのような形で議論に参加できるかという点に関しては,自分の強みと合わせて考えておく必要がありそうです。
私の場合は,フェルミ推定など全く知らなかったため,議論の発散と収束・方向性の修正・簡単なフレームワークの提示等を心がけました。あまり発言量は多くなかったように思います。一方で,自分の提示した方針に則って議論が進められた点・煮詰まった時に方向性を変えられた点・参加者の発言を肯定して「論破する」ことに終始しないような雰囲気づくりに貢献できたと思います。
ひとこと
インターンの満足度ランキングでも上位のNRIですが,やはりかなり多くの学生が応募しているようです。どのように自分の強みを適切な形で提示し(面接),凝縮させて意思決定に貢献するか(GD)という点が見られている気がします。