本記事はPRML「パターン認識と機械学習<上>第7版」(C.M.ビショップ著)の演習問題の基本問題・標準問題を解説したページになります。数式を打ち込む手間が面倒だったので,画像ファイルでアップしています。
また,数学的に厳密な議論はしていないです。その代わり,初学者がつまづきやすいポイントを重点的にお伝えしていくつもりです。目次はコチラの記事をご覧ください。
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1.14
二次形式に関する重要な性質を証明する問題です。最適化の分野では,二次形式の係数行列が対称行列で表せることを利用することがあります。また,前半で示す「任意の正方行列は対称行列と反対称行列の和で表される」という性質も非常に重要です。対称行列と反対称行列が,行列の転置を利用して和と差で表すことができる点に気付くことができれば,結論まであと一歩です。